あいかわらずの夜更かしで3時就寝、9時起床するも、シャキっと目覚め出かけることにした。途中、一件用事を済まし湘南・茅ヶ崎海岸には昼過ぎに着く。暑いくらいの陽気だが空気がぼぉ〜っとした感じで、これは例年桜の季節が近づくとそうなのだが、上空には黄砂が流れ込んできていて風が弱いと地表近くに舞い降りるのだとしきりに言われる。まぁ、科学的に明らかになったことではあるが、ふと「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」と1000年も前にいとおかしと読まれた春の空もなんとなくぼぉ〜っとした感じが漂うので、今に始まったこっちゃないように思えるがどうなんだろう。さすれば自然現象と受け入れて目くじらたてて忌諱してもせん無いことかもしれない。ただ、どうしても昨今のかの国の野暮ったさからイヤぁ〜な感じがしてしまう。昨年のブログなどでは砂漠で砂遊びでもしてるんじゃないかなどとアホな記事も書いていた。
♪〜昔の黄砂にゃNoxなど有害成分は少なかっただろうな。
花粉にあいまってこの黄砂のせいか、一日中くしゃみが止まらなかったのはうっとおしいことだった。そして数週間ぶりの湘南の海は少し風が出ていて濁りもあり小魚の姿が見れなかったのは残念だったが気分は上々、釣れても釣れなくてもなんとなく大自然に向かい合っている感じは釣り堀と異なる。
たまたま家で初めて開けた家具の引き出しに万歩計があったのでそれをポケットに入れて出たのだが、帰宅して見てみると4000歩を超えていた。意外と歩くもんだ。
【ゾッとしたこと】
今、ロシアでまたぞろおかしな専制が進行していて、国家資本主義だというらしいが暗澹たる気持ちになってしまう。経済のこたぁそれほど詳しくないが生産を伴わない商活動なぞは詐欺と紙一重、野放しにすりゃぁダメになるに決まっているが世の中のお利口さんは資金が出来ると皆それを増やそうと取らぬ狸の皮算用をするようだ。あげくのはてに国家の資産を頼っていわば国策企業となり下がる。ロシアというのは脈々と独裁を良しとする情緒があるのかも知れない。たしかに一時、新興財閥のリーダーが政治家は経済界の意見を聞くべきだなどとあほなことを云っていたからしっぺ返しのようでもあるが、それにしても一個人とはいわないまでも閉ざされた密室で選別されるのじゃぁ民主主義とはいえないが、それを含めて民主的に大統領を選んだのだといわれりゃ、ひょっとして正しい選択なのかも知れない。しかしプーチンさんの云う資源を独占して巨額の富を懐にした新興財閥というのはたしかに国民全員から資産をかすめ取ったということに間違いはないな。そういえば我が国でも鉄は国家なりな〜んて豪語していた企業もあったなぁと思いだした。いずれにせよ、またしても壮大な実験ともいえるかな。はじめはともかく、間違いないのは腐敗が進んだときに暴走を止められないだろう、というのは想像に難くない。
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2009年03月17日(火)
No.2463
(雑感)