で、クラシックは止めにして久しぶりにアナログ・レコードを聴くことにして選んだのは「Four Freshmen and Five Trombones」なる一枚、この出だしの一曲目のエンジェル・アイズを聴くと一気に40年前にタイム・スリップするかのようで甘酸っぱい感傷が頭に充満する。なんせ四六時中流していた大好きな一枚で、編曲者のピート・ルゴロさんはお手本とする師匠のお一人であった。
さらにしつこく原因を探ったところ『セットアップ スクリプトを使用して Systems Management Server (SMS) をインストールするとき云々・・・』という、やはりサイトの文字コードにも関係するかのようなレポートも見つかった。そういえば数時間前に「EmEditor」フリーバージョンをインストールしたところだったのできっかけがそれかも知れない。
今日はちとくたびれて、一休みした後、いつも訪問するジャズブログ「デューク・アドリブ帖」に行ってみて驚いた。なんとコメント欄にあのチェット・ベイカーの唄う「You'd Be So Nice To Come Home To」のレコードがあることを紹介されていたのだ。えぇ〜っという思いで再度検索してみると、確かに1986年プレスで4重奏でのレコードにそのボーカルはしっかりと録音されていた。検索のキーワードの取り方で表れる情報がこうも違うかと妙な驚き方をしてしまった。「You'd Be So Nice」などではなかなか出てこなかったもんなぁ、そして再度「 獄道 」さんのサイトでジャケットを見直すと、確かにレコードが存在していた。コメントの主はdukeさんとこのご常連で「TAKASHI」さんという、それこそジャズ音源について驚くべき情報の持ち主、「A Great Scholar」としか言いようもない方だ。以前にも「サムシング・エルス/枯葉」のTAKE1音源の出現を教えて戴いたことがある。
雨続きでアウト・ドア遊びはままならぬが頭の中がジャズモードに溢れいろいろと忙しい。新しいソフトであの「Milestones」を入力始めたのだが、すぐに今の音源再生環境やらPCとTVの接続設定やらに目が行ってしまい、中断してしまう。さらに、いつもお邪魔するジャズ・ブログ「デューク・アドリブ帖」の今週の話題がコール・ポーターの名曲、「You'd Be So Nice To Come Home To」で記事とコメントを楽しく読ませていただいていたのだが、当ブログにもコメント下さるイムクさんの言でチェット・ベーカーがこの歌をインストではなく、唄ったものがないと聞き及び、へぇ〜〜〜っと驚いてしまったのだ。そしてこの曲をどんな方々が歌ったり演奏しているのかに興味が湧き世界中の巨大ポータルサイトを隈なく探し回る羽目に陥ってしまった。
さすが名曲、ジャズ・スタンダードの中でも抜きんでて好まれるだけあってほとんどの有名プレイヤーやシンガーがアルバムに残しているものだから際限がない。危険を承知で海外の音楽サイトなども探ったのだが、ホントに多種多様な演奏と歌があった。さらには題名の名移(意)訳としても名高いところから、この「You'd be so nice」についてありとあらゆる辞書を読みまくることになり、なるほどと、「You would」というのは日本語には無い観念なのだと再確認する始末。興味深かったのは「You'd Be So Nice To Come Home To」をYahoo翻訳に掛けると「帰ってくれたらうれしいわ」となること。Excite翻訳ではカタカナで音読みが出る、忙しいなどといったらバチがあたる、ヒマだねぇ。
青い空と海、画像を見てるだけでも晴れ晴れするというのが実にノー天気でお気楽なしとではある、ぎゃはは。 _追記。 いやはや、この音源でアルトにからんで出てくるのはてっきりバルブ・トロンボーンと思いこみ、しゃかりきになって探し回ったところ、どうやらCTIレーベルでのジム・ホールの'75年のアルバム『アランフェス協奏曲』の一曲目らしいと見当をつけたのだがレコード・CDを持っていないので間違いなくとは言い切れない、確証を得たいところだ。そして、上のビデオ・クリップに埋め込んだ音源のあったサイトを再度探し出したのがこちらであった。CDはこっち。 このアルバムでのYou'd be so niceは最初に見つけてあったのだが肝心のブルックメイヤー(と思っていた)の名がないので却下していたのだ。しかしTrbならもう少し音域が低いし、こりゃぁフリューゲルホーンだ、聞き違えるなんて聴感覚も劣化するのかなぁ。フレーズはブルックメイヤーそっくりだった。最初見つけたのは別なサイトだったが、こちらが本家のようだ。 それにしてもユドゥビィソナイスとチェットで有に10時間近くも翻弄されてしまった、ふぅぅぅ〜♪。