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ブログ風「しんじワールド」

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バド・パウエル。


 7:00起床、TVニュースを聞きながら再再度、釣り道具の整理に取り掛かる。なんでサッサと処分できないのかじれったい。大小のツールボックスなど合わせて12,3個もあってそれぞれにいろいろと狙いに応じた仕掛けやらなにやらが入っているのだが思いつきでその都度そろえたことが見え見え。これらをなんとか2,3個に集約しようとしているのだが捨てようか残そうか迷う迷う。

 民主党のゴタゴタといっては失敬だが、statesmanは本当にたいへんだ。要職にいる方々が一字一句の言葉を選んで話しているのを聞くとどうしてもヒヤヒヤしてしまう。昔からそうだったかなぁ、用心してというのは解らないでもないがたどたどしいとも云う、などと傍でぬかしている分にはいい気なもんだと滅入ってしまう。

 昼前に旧知の友から電話、昨日コールしたものの出なかったもので新しい番号を知らせていなかった為今日折り返しの確認だったようだ。用件は、なんのこたぁ無い、忘年会しようやという呑気なもの。現役時代の約束なのだ。一番年下の拙者が段取りをすることになっている。年だけは追いつけないんだよね。

click

 夜、急にジャズ・ピアノが聴きたくなりお気に入りの一枚、バド・パウエル・トリオ'64年のパリでの録音アルバム「姿なき檻」、じっくり聴くのは久し振りだ。

 中でもファースト・トラックの「Blues For Bouffemont」、超スロー・テンポのブルース・ナンバーだが何度聴いてもいいなぁ〜としか云えない。トリオを構成している他の二人、ベースとドラムもパウエルのピアノを際立たせるようなプレイで実に好ましく思える。格闘技のような演奏も刺激的で良いのだが時には一音一音噛みしめて聴くのは得も云えぬひと時となる。この天才にしてからに内面の不幸というのは何だったのかとあらぬ妄想を頭に描く。

 引っぱり出したジャケットのライナー・ノートに次なる一文があった。
曰く、
『これはブルースであり、ブルースとは何であるかという曲である。−−−つまり絶望した希望なのである。これはバドの感謝の念であり、バド自身がそう言うのをきけば、私たちは、バドとブッファマンに感謝しなければならぬ沢山のことがあることを思い知るのである。(デービッド・ホガース/訳・相澤史郎)』

うん、まさしく思い知る。

 数いるモダンジャズ・ピアニストでなんでバドか、つらつら考えるに音楽の三大要素といわれるうちの和声を完璧に我がものとして、その上に己のハーモニーを構築していることにあると思う。60年代にはその窮屈さと繰り返しの陳腐さ加減からやたら脱線していったジャズとは異なり平均率が確立した後の西洋音楽のセオリに則りおそらく悪戦苦闘したのだろうなと、穿った見方をしてしまうのだが、40年経っても色褪せないその演奏はクラシック・ジャズというにふさわしい。あのころモードだプログレッシブだ、やれフリー・ジャズだのフュージョンだのといろいろなスタイルが出現して、それはそれで新鮮でインパクトもあったのだが、個人的に言うと、飽きるの一言につきるのだ。

 あぁ〜、もう夜も更けてきた。時間が早くながれる。
明日はちょっと整理したツール・ボックスを持って海へ行こう。


2007年11月07日(水) No.1381 (ジャズ)
Comment(2) Trackback(0)

この記事へのコメント

管理人@しんじワールド HOME 2007/11/08/23:47:39 No.1383
これはこれは、KAMIさん。こんばんは、
いつもあちらでのコメントを楽しませていただいておりますよ。一瞬、殴りこみかとビビったですよ(笑;
ここは日記というか、めも帳のようなブログですが、ときどきジャズなんです。コメントが付きますとほんとに気持ちが安らぎます。
KAMI HOME 2007/11/08/21:19:55 No.1382
しんじ様、いつも4438miles様やduke様のブログでお会いしているKAMIです。
「Blues For Bouffemont」に思わず反応してしまいました。
スローで暗く重たく弾いているブルース。
パウエルは何を思って弾いているのか・・・。彼自身の人生を語っているのでは・・・。
非凡なピアニスト、パウエルの解る人だけの為のメッセージだと思っております。

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